インスペクター

この記事では、インスペクタープラグインの基本概念について説明します。

注意:インスペクタープラグインは、Eagle 4.0 Beta 17 以上のバージョンでのみサポートされます。

特定のファイル形式に対して、その形式専用の追加インスペクターツールを開発することができます。ユーザーがそのファイルを選択した際に、右側のインスペクターで直接そのプラグインを使用できるようになります。例えば、JPG/Rawファイル用のEXIF属性インスペクタープラグインを開発し、ユーザーがそのファイルを選択するたびに、「撮影時間、焦点距離、絞り、緯度経度」などの追加データを右側で簡単に確認できます。

インスペクタープラグインは、実際にはフォーマット拡張プラグインの変種であり、その定義方法は非常に似ています。インスペクタープラグインでは、manifest.json内でmain属性を定義する必要はなく、preview属性を設定する必要があります。以下は例示コードです:

{
    "preview": {}
}

preview内で、拡張したいファイルの拡張子を定義することができます。例えば、jpgとpng形式の追加プラグインを開発したい場合は、"jpg,png": {}と入力できます:

{
    "preview": {
        "jpg,png": {}
    }
}

次に、以下のプロパティを設定します:

  • path: プラグインのHTMLファイルのパス

  • height: プラグインのデフォルトの高さ

  • multiSelect: 複数選択時に表示するかどうか(特別な場合を除き、falseに設定することをお勧めします)

{
    "preview": {
        "jpg,png": {
            "inspector": {
                "path": "index.html",
                "height": 100,
                "multiSelect": false
            }
        }
    }
}

他のmetadata.jsonフィールドを設定した後、最終的なコードは以下のようになります:

{
    "id": "cc41e899-5fc3-445c-a113-2d9573d6edcc",
    "version": "1.0.0",
    "platform": "all",
    "arch": "all",
    "name": "Inspector Plugin",
    "logo": "/logo.png",
    "keywords": [],
    "devTools": true,
    "preview": {
        "jpg,png": {
            "inspector": {
                "path": "index.html",
                "height": 100,
                "multiSelect": false
            }
        }
    }
}

インスペクタープラグインのデバッグ方法

インスペクタープラグインのデバッグは簡単です。画面上のインスペクタープラグインを右クリックし、「開発者ツール」を選択することで、デバッグを開始できます。

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